- 人との交流が苦手
- 起立性調節障害で学校に通うのが厳しい
- 不登校を経験して学校に行きたくない
と悩み、スクーリングに行きたくないという方は多いと思います。
今回は、そういう方に向けて、スクーリングに行きたくないときの解決法について紹介していきます。
スクーリングって何?
スクーリングとは、通信制高校を卒業するために必要な面接のことです。レポート・試験と並ぶ大事なものです。
通信制高校では、オンラインで学習を進めながら、一定期間ごとに学校に集まります。スクーリング期間には、学生同士や教師との対面での授業や学習支援が行われます。
スクーリングの目的は、学生同士の交流やコミュニケーションを促進し、学習の進捗状況を確認し合うことです。対面での学習や直接的な指導によって、理解度の確認や不明点の解消がスムーズに行えます。
また、スクーリングでは、チーム活動や実践的な学習体験の特別活動と呼べれる卒業に必要な行事もあります。
スクーリングに行かないとどうなる?
スクーリングに行かないと卒業することができません。
通信制高校を卒業するためには、
- レポートの提出
- スクーリングの出席
- 試験の合格
が必要です。
スクーリングの出席日数は学校ごとに違いますが、一般的に週1日で行われることが多いです。
通信制高校は単位制で進めていくので、留年という概念はなく、卒業までに74単位以上を取得すれば問題ありません。
ただ、在籍できる期間が決められているので、それまでに取得することができなければ、最悪の場合、退学もあり得ます。
スクーリングのない通信制高校はない
結論から言うと、スクーリングのない通信制高校はありません。
公立の通信制高校では、週一回。全国展開している通信制高校では、集中スクーリングという形で必ず出席しないといけません。
でも、中・高で不登校を経験したり、人との交流や大人数が苦手、起立性調節障害で朝に起きるのが厳しくて学校に通えないという方は多いと思います。
次では、スクーリングに行きたくないときの解決策を紹介したいと思います。
スクーリングに行きたくないときの解決策
いろんな事情を抱えてスクーリングに行きたくないという方は多いと思います。
- 集中スクーリング(年1、2回)の学校を選ぶ
- 月ごとのスクーリングが少ない学校を選ぶ
- 午後からでも通える通信制高校を選ぶ
年1、2回の集中スクーリングの通信制高校を選ぶ
年に1回または2回の集中スクーリングを実施している通信制高校があります。これにより、学校に通う回数を減らすことができます。
一部の通信制高校では、スクーリングを自然の中で行うという特色を持つ学校も存在します。これは、アウトドア教育やフィールドトリップを取り入れながら学習を進めることで、学生が自然に触れ合いながら学ぶ機会を提供するものです。
協力学習やグループ活動では、学生同士の絆が深まり、楽しい時間を過ごすことができます。スクーリングに参加することで、新しい友達を作ったり、他の学生と刺激的な学びを共有したりする喜びを感じる生徒も多いです。
集中スクーリングの選択は、スクーリングに行きたくないと感じる学生にとっての1つの解決策です。自然の中でスクーリングを行う学校や楽しみにしている生徒の存在は、スクーリングが魅力的な学びの場であることを示しています。
スクーリングの少ない学校を選ぶ
次に紹介するのがスクーリングの少ない学校を選ぶ方法です。
基本的に通信制高校のスクーリングは週に一回あるのが基本ですが、月に2回だけスクーリングを実施している学校もありまう。
月に2回のスクーリングを実施する学校では、スクーリングの回数を少なく抑えながらも密度の濃い学習体験を提供します。これにより、学生はスクーリングへの抵抗感を軽減しながらも教師や他の学生との対面学習や交流を楽しむことができます。
午後から通える通信制高校を選ぶ
起立性調節障害で不登校になる方も最近では多いです。そういう方は、午後から通える学校を選ぶことで、自分の生活リズムや学習スタイルに合わせた柔軟な学習環境を構築することができます。
自分の体調やライフスタイルに合わせて通うことができるのが通信制高校の特徴ですので、高校卒業の資格を取得したい方にはぜひおすすめです。
まとめ
- スクーリングのない通信制高校はない
- 行かないと最悪、退学になってしまう
- 自分のライフスタイルや体調によってスクーリングを選べる学校もある
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